不妊の原因について

 

  不妊という症状がどうして生じるのか、西洋医学、東洋医学、自然医学の面からと、総合的に身体と不妊原因について考えて見ましょう。
 (体質改善の治療に携わってから25年間、毎日の臨床を通じて不妊体質の研究をしてきました。赤ちゃんが欲しくてもなかなか妊娠できない方。あるいは病院での不妊治療をおこなっても結果の出ない方、 副作用やその他の理由で抵抗を感じながらも、しかし止めるのも恐くて、戸惑いながら続けている方、少しお休みしているがこの先の目標を見つけられない方、そのような方はどうしたらいいのでしょう か。
私が日頃感じている事など、多少私の主観が入っておりますが、身体のことを考えてみました。)

  免疫学の面から身体を考える。(血液の汚れ、U血の発生など)
 
最近の大気汚染が関与しているのか、鼻の不調、のどの痛みを訴える人が増えています。(本来の呼吸器は口ではなく、鼻です。鼻 から入った空気はのどに達するまでに、鼻毛や粘膜で浄化されます。)
 それにより口呼吸をすることで汚れた外気が喉(のど)の扁桃に直接触れます。(扁桃はリンパ組織としての、身体の免疫機構に深く関与している。)
 雑菌を含んだ空気が扁桃に触れ慢性扁桃炎を起こしています。それは、細菌の毒素や炎症組織成分が体液中に入り込み、抗原となってそれに対する抗原抗体反応としての二次疾患が発生。血液が汚れそれが全身を巡り慢性扁桃炎が飛び火して(慢性扁桃炎の二次的炎症として)内臓の不調、生殖器の炎症を誘発させていることが多く見られる。
 のどがよく痛くなる方はご注意。

 お口の清潔が保たれていない事も、時として不妊の原因になる事があります。次の事が考えられます。実はお口の中は、ばい菌だらけなのです。そのばい菌とは諸種の口腔常在菌だが 、乳酸発酵菌やブドウ球菌)これらの菌が時として身体に害をもたらすのです。舌に苔が付着している方も多く見受けますが、舌も清潔にしておきたい部分です。

 対策と解決法                                                
                                               

  自律神経の面から身体を考える。
 身体のすべての活動を支配する自律神経とは交感神経と副交感神経とのバランスで成り立っています。環境の変化を身体が感じ取り、自分の意思に関係なく身体を調整しています。交感神経は身体の興奮を支配し、副交感神経は身体をリラックスさせます。
 常に、ストレス(やたらに頑張り過ぎたり、やたらに悩み過ぎたり)にさらされている現代人のほとんどの人が、この興奮とリラックスのバランスが崩れて、交感神経過緊張という自律神経の失調状態になってしまっています。結果として内臓の働きが低下することが考えられます。特に生殖器 や、内分泌系はこの自律神経の影響を受けやすいのです。

  骨盤の歪みを考える。 
 人は皆右利き、左利きの癖があり当然身体の使い方には左右差がでます。手足の使い方、重心のかけ方、脚の組み方などの癖により骨盤に歪みが生じます。  骨盤内は生殖器が安定して収まっている処です。歪みがあれば子宮、卵巣は圧迫を受け血行障害や機能障害が発生します。

  老化現象の面から身体を考える。
 
加齢により卵巣の働きがおちて、質の良い卵ができないとき、卵巣の老化現象でかたずけられてしまいます。
では老化現象とは身体の中ではどの様な事が起きているのでしょう。
 身体に特別異常が見つけられないのに単に年齢と言う理由のために妊娠できずに、悩んでいる方は少なくないでしょう。
そのような方の身体を診察すると、正常な方とは幾つかの部分で違いはありますが、その大きな原因の一つには背骨を支えている筋肉、脊柱起立筋の硬化 (軟部組織の硬化)があげられます。
 背骨を支えている筋肉は常に腰の付近で負担を受けています。長年の過労で脊柱起立筋、が硬くなってきます。 結果としてその部分に関連する組織、下腹部内臓の神経系や循環系の慢性的疲労を招き、働きを妨げているのです。

  以上の各原因は相互に関連を持っております。